NEC-VALUESTAR-NX VC36H/6改造計画右往左往
SCSIボード増設の巻 1999年4月
私のパソコンは、99年2月に購入したNECの省スペース液晶デスクトップパソコン、VALUESTAR NX VC−36Hという機種です。購入したときの性能は、CPUがCerelon366MHz、メモリー64MB、ハードディスク6.4GB、CD-ROM24倍速でした。2000年現在の性能は、CPUがCeleron733MHz、メモリー256MB、ハードディスク60GB、CD-ROMそのまま、となっています。
このパソコンのふたをはじめて開けたのが、購入からおよそ1ヶ月後でした。CD-Rを接続するためにSCSIボードをPCIスロットに取り付ける、ただそれだけでしたが、お店の人の「簡単ですよ、ただふたを開けてカチっというまで差し込むだけですから」という説明とは裏腹に、スロットの硬いこと硬いこと、しかも中のスペースが狭いものだから作業しづらくて、うまく力が入らない、えらい悪戦苦闘してやっとこさボードを取り付けるのに30分以上かかってしまいました。後日、ボードを外して取り付けたときは、今度は抵抗なく簡単にささりましたが。省スペースですから、CD-Rドライブそのものはもちろん外付けです。メルコのCD-RのみRWなしのドライブで、書き込み4倍速、読み出し12倍速(今じゃあ書き込みが12倍速なんて製品もありますね)です。
で、無事にCD-Rは動きはじめたのですが、ひとつ問題がありました。それは書き込みの失敗が異様に多いということです。だいたい3枚に1枚は失敗する感じです。調子のいいときはいいのですが、ひとたび調子が悪くなると立て続けに失敗したりします。一時は4倍速をあきらめ、2倍速でしか書き込みしないようにしていましたが、それでも失敗することがありました。もちろん、定石どおりにスクリーンセーバーは切って、他のアプリケーションは一切立ち上げずにやっていたのですが。
メモリー増設の巻 その1 1999年6月
さすがにこれはまずいと思い、いろいろと原因を考え、「メモリーを増やしたらよかろう」という結論に達しました。6月頃のことです。早速秋葉原にメモリーを買いに走ったのですが、値段を見て考え込んでしまいました。このころから年末にかけて、メモリーの値段はどんどん上がっていたらしいのですが、それにも増して思ったのは
「何でバルク品のメモリーはあんなに安いのに純正品はあんなに高いのだろう」ということでした。
本当は目いっぱいの128MBのメモリーを買うつもりでしたが、IOデータのメモリーの2万3000円という値段を見て、思わず64メガで妥協してしまいました。「この安い方のメモリーは・・・・・」と店員に聞いたら、「バルク品は安い代わりに動作保証は一切ないし、これを取り付けたとたんにパソコン本体の保証は切れますよ」と言われて、買う勇気が出ませんでした。バルクなら1万円ちょっとで128メガのメモリーがあったのですが。
SCSIボードの取り付け以来パソコンのふたを開けるのは2度目です。最初はふたを開けること自体がおおごとでしたが、さすがに2度目なのでふたを開けるのは問題ありませんでした。が、しかしメモリースロットってのは、先のPCIスロットよりさらに硬かったのです。予想はしていました。NECのマニュアルにも「増設RAMサブボードを奥までしっかりと差し込むには強い力が必要です」と書いてあるではありませんか。何も書いてないPCIスロットであれだけ硬かったのだから、「強い力が必要」なんて脅し文句が書いてあるようではどれほど硬いのやら。
実際、メモリーの増設は大変でした。猛烈に硬いうえに、またぞろ省スペースの弊害、狭いところにメモリースロットがあるから、指がつっこみにくいではないか。そして、親指と人差し指にざっくりとメモリーの基盤の跡を残して、やっとメモリーを取り付けに成功して、いざパソコンの電源を入れてみたら、画面真っ黒、まったく立ち上がらないではないですか。
あせりました。あわててふたを開けて、やっとの思いで取り付けたメモリーを泣く泣く取り外しました。パソコンは何事もなかったように立ち上がります。「このメモリー不良品だ!」と思い、購入した某ソ○マップに電話をしたら
「元から入っていたメモリーを外して増設メモリーのスロットに、増設メモリーを元から入っているメモリーのスロットに、入れ替えてみてみてださい」という無情なお言葉。あの硬いメモリーをあと2回差すのか、と思うとげっそりしました。でも、SCSIボードのときと同じで、一度メモリーを差したスロットは、多少柔らかくなるようで、それに慣れという問題もあって、二度目は比較的簡単に2枚のメモリーを差すことができました。でもやっぱり硬かったですけど。
メモリーを128MBに増設したら、CD-Rの書き込み失敗は急減しました。今でもどういうわけか時々失敗はありますが、平均して失敗率は10枚に1枚以下になりました。もちろん常に4倍速、CD-ROMからCD-Rに書き込むときはハードディスクにイメージファイルを作らず、直接CD-ROMからCD-Rに焼いていますが(その方が時間がかからない)、まず失敗したことはありません。
パソコンの中をいじるのはこれで一段落しました。ハードディスクにデータがたまると、どんどんCD-Rに書き込んでハードディスクから削除していくようにしましたから、ハードディスクの容量は十分でした。が。
ハードディスク交換の巻 その1 2000年5月
それでもだんだんCドライブの容量が減ってきました。あれやこれやとアプリケーションを入れるたびに残り容量が減り(あたりまえだ)、データ類のほとんどはDドライブに移しても、残り容量500MBになってしまいました。
「ハードディスクを交換しようかな」と思い始めたのは2000年の初めころでしょうか。とりあえず、ハードディスクを取り外してみよう」と思い、久々にふたを開けてみました。第一印象
「ウワー、ほこりがいっぱい」
さてそれはともかく、まずはハードディスク取り外しにかかってみました。が、これが難物でした。省スペースパソコンなので、CD-ROMドライブとフロッピーディスクドライブは、ノートパソコン用の薄型を使っており、(私の購入した次のモデルから5インチベイのCD−ROMドライブを突っ込むようになったが)、ハードディスクだけがデスクトップ用の3.5インチでした。この三つのドライブが3段重ねで一体構造になり金具で固定してあるのですが、ハードディスクはその一番下にありました。どのねじがどのドライブを固定しているのかさえよく分かりません。目に付いたねじを外してみましたが、ハードディスクはぴくりとも動きません。
「こりゃだめだ」と思い、このときはあきらめてふたを閉めました。
次善の策として、外付けでハードディスクを増設するか、と思いました。が、これはいくつかの理由からやめました。まず、Cドライブが足りないのであって、増設ドライブだけが増えてもなあ、と思ったこと。次に、ではCとDを統合して(ひとつのハードディスクを二つにパーテーション切ってあるだけですから)増設HDDを新Dドライブにしようかと思ったのですが、そこまで投資するなら、Cドライブが倍に増える程度では割が合わないなあ、と思ったこと。
さらに、CD-Rを使っていてSCSI接続の外付けは面倒くさいと痛感したこと。いや増設の作業自体は面倒ではないのですが、普段使うときに、パソコンの電源を入れる前にSCSI機器の電源を入れないと動かない、これが面倒なのです。何度CD-Rの電源を入れ忘れてパソコンを起動し、仕方なく再起動したことか。CD-Rならたまにしか使わないからいいけれど、毎回必ず使うハードディスクでそんなことしてられるか!
その上、IDEの内臓ハードディスクよりも外付けハードディスクの方が高価で、しかも私のパソコンに入っているSCSIボードはSCSI−2(CD-Rにセットで付いていたやつ)だから、増設ハードディスクは8.4GBまでしか認識しない、結局SCSIボードも買いなおすしかないからさらに高価につく、というわけで、外付け案は廃案。一時は「ひとりごと」にも書いたことがありますが、「ま、6.4GBでいいじゃない」と開き直っていました。
それがどうしてもハードディスクの容量アップを迫られる事態になったのは、5月末のことです。グルーポ・インカコーラのエル・パティオでの最後の定期ライブをCD化しようとして計算したら、HDDの残り容量が足りないのです。CD1枚分ならいいのですが、全部の演奏をいれようとすると2枚組みのCDになり、容量は1GBくらいになります。これでハードディスクの交換を決意しました。
まず、ハードディスクの取り外しに再アタック。まず電源ユニットを取り外します。これはねじひとつで固定されているだけなので簡単に外れました。ただ、大量の電源ケーブルは外せないので、そのまま隣の金属枠の上に置いておくだけです。そしてCD-ROMとハードディスクのIDEケーブルを抜き、あちこちのねじをとりはずすと、ハードディスクは動くようにはなりましたがどうしてもフロッピーディスクドライブに当たって、取り外すところまでは行きません。しかも、電源ケーブルが異様に硬く、ペンチで力まかせに引っ張っても抜けないではありませんか。途方にくれました。
そこで、フロッピーディスクドライブを引き抜きました。このケーブルがまた硬くて外せなかったので、ケーブルはつけたまま、とりあえずCD-ROMドライブの上に置いておきます。電源ユニットもフロッピーディスクドライブも、あやうい安定の上に乗っているだけ、うっかりマザーボードのうえに角から落としたりしたら多分一巻の終わりです。
その状態で、やっとハードディスクの取り出しに成功しました。電源ケーブルは、狭い場所にペンチを突っ込んでいたから抜けなかったのですが、取り出してからペンチで引っこ抜いたら、何とか外れました。万歳!!!
翌日、仕事の帰りに早速某ビッ○パソコン館に走りました。また店員に言われました。「動作保証はありません。ハードディスクを取り替えればパソコン本体の保証も切れます」と。でも、どうせパソコンの1年間の保証期間は過ぎていたのです。仮に期間内だったとしても、もうハードディスク取り外しまでやっちゃったら、保証は終わりでしょう。動作保証うんぬんも、「ま、実際は動かないってことは滅多にない」と言われ、動かなくてもパソコンやハードディスクが壊れる訳ではないから、元のハードディスクに戻せばいいと割り切って、クアンタムの最新7200回転ULTRA-ATA66対応の30GBハ−ドディスクを24000円で購入。データをすべてCD−Rでバックアップを取り、早速交換作業に突入しました。
物理的な取り付けは、先に取り外した同じ手順でハードディスクだけ取り替えて元に戻すのですから、すぐにできました。問題は再インストールです。ハードディスク引越しツールは購入しなかったので(一度整理しなおすために再インストールしたかった)、全部一から入れなおしです。電源を入れて、緊張の一瞬。起動フロッピーを入れて・・・・・・
動きました。親切丁寧なNECのマニュアルにしたがって、領域を作り(CドライブとDドライブ18GBと10GBに分けました)、フォーマットしてリカバリーCD-ROMを入れて・・・・・、ここも問題なく動きました。あとはCD-ROMから勝手に再インストールしていくだけです。しかしさすがに新製品。Ultra-ATA66対応ハードディスクと言っても肝心のパソコン側はUltra-ATA33にしか対応していないから宝の持ち腐れですが、それでも速い速い。マニュアルに「再インストールの所要時間は50分から1時間10分」と書いてありましたが、30分かからずに終わってしまいました。ただ、速くなった分多少アクセス音がうるさくなりましたが。
で、今は使っても使い切れない30GBのハードディスクでこのパソコンもしばらく安泰です。
しかし、「30GBだ!」なんて喜んでいたのもつかの間、ソーテックから60GBパソコンなんて代物が出た。こりゃあ、100GBパソコンが出るのも時間の問題かなあ。ちょうど1年位前、ハードディスクの最大容量が30GBを越えた頃、月刊「HASAHIパソコン」で、フルタワーパソコンの3.5インチベイに30GB超のハードディスクを3台並べて「夢の100GBパソコン」なんて特集をやっていた。100GBなんて何に使うの?というのがそのときの正直な感想。しかし、1年経ったら100GBはもう夢でも何でもなくなりつつある、という現実。もっとも、今だって100GBなんて何に・・・・という印象は代わらないが。だって、CD-ROM100枚を無圧縮で取り込んでも、60GBそこそこにしかならないんだもん。100枚のCD-ROMをハードディスクに取り込むような奇特でかつ時間のある人がどれだけいるのやら。「30GBだって同じでしょう」と言われたらそのとおりなのですが。(ちなみに、今のところ6GBちょっとしか使っていなかったりする)
2000年8月現在、1台のハードディスクで最大容量が、IBMの75GB。これを3台つなげれば夢の、というより恐怖の200GBパソコン・・・・・・。
さて、それで後日談。ULTRA-ATA66対応の7200回転30GBハードディスクが24000円で手に入った、と喜んでいたら、たった1ヵ月半後、同じ品物が同じビッ○パソコン館で17000円に値下がりしていました。ああ、こういう経験は何度目か・・・・・・実は私のパソコンに対応のCPUアクセラレーターが出たので買おうかと思って行ったのですが、セレロン667MHz使用のアクセラレーターで36000円。「そのうちに値下がりするかな」と思ったら、買う気がなくなってしまった。
サウンドボード増設の巻 2000年6月
またまた池袋の某ビッ○パソコン館にて、でっかい箱に入った「サウンド・ブラスター・ライブ!」シリーズのサウンドボードを眺めて、「ほしいな、でも結構値段するなあ、5インチベイに取り付けるコントロールパネル、うちの省スペースパソコンじゃあ取り付ける場所ないなあ、あと何年かして、パソコン取り替えるときになったら、自作で絶対このサウンドボードを取り付けるんだ」なんて思っているときに、ふと隣の棚に眼をやると、何と!バルク品のサウンドブラスター・ライブ!が山積みされているではないですか。値段は7900円。リテール品の一番いいやつは25000円ほどもするのに、です。勿論安いなりに、箱入りの商品とは違い様々な付属品もマニュアルもないのですが、機能に多少差があろうとも、チップ自体が共通なので、肝心の音質はまったく同一です。
さっそく購入してしまいました(ポイントカードがあったので、支払ったのは5000円ほど)。
帰宅して、まずはパソコンを立ち上げて、デバイス・マネージャーで既存のサウンドボードYMF740を無効にします。そうしないと、多分新旧のサウンドボードがぶつかり合ってトラブルが起きると予想できますので。できれば取り外したいのですが、チップがマザーボードに取り付けてあるので、それは無理です。
電源を落として、SCSIボードのとき同様ケースを開けてPCIスロットに新しいサウンドボードを挿し、ふたを閉じる。これで、空きPCIスロットは使い切ってしまいました。でわくわくとパソコンのスイッチを入れます。WINDOUSが立ち上がると、「新しいハードウェアを検出しました、ドライバーを探しています」と表示が出ます。さっそくCD-ROMをセットすると・・・・・、
あれ??「ドライバは見つかりません」?
CD-ROMを指定して、何度やっても「見つかりません。」
いきなり壁に突き当たってしまいました。とうとう、ドライバのインストールを諦めてしまいました。がっかりモードです。で、パソコンが完全に起動してから、「いったいこのCD-ROMどうなっているんだ?」と、中身をのぞこうとすると、添付アプリケーションのインストール画面になってしまいました。
ドライバなしでアプリケーションだけインストールしたって動かないだろうに、とは思ったのですが、一応インストールしてみました。何種類かあったアプリケーションが自動的に、次々とインストールされていきます。で、再起動をかけると、
あれ?ちゃんと音がするではありませんか。ドライバはインストールできなかったはずなのに・・・・・、どうも、次々とインストールされていったアプリケーションのどれかがドライバだったようです。ならばなぜ最初から素直にインストールできなかったのか。
一体ドライバはどうなっているのやら?と思ってデバイス・マネージャーを開いてみると、大変なことになっていました。
サウンド・ボードのドライバは、原因はわかりませんがとにかくちゃんとインストールされていました。しかし、なぜかSCSIボードが使用不可能になっているではないですか!SCSIが動かなければCD-Rが使えない。こりゃあえらいことです。
原因はすぐにわかりました。実は、IRQ(割り込み)が足りなくなっていたのです。それが、なぜか新しいサウンドボードではなく、前からあったSCSIボードにしわ寄せがきてしまったのです。慌ててSCSIのIRQ番号を動かそうとしました。
動きません。勝手に動かせない設定になっているようです。
全部の番号を確認してみると、IRQの番号に空きが一つもありません。これでは確かに動かしようがない。そこで、使っていないPS/2マウス(パソコンに添付されているUSBマウスをずーっと使いつづけているので)を使用不可にしてIRQを空けましたが、やっぱり動きません。思い切って削除してみましたが、再起動すると、自動的にハードディスク上に残っているドライバを読みに行ってしまい、勝手に修復してしまいます。いっそ、ドライバのファイルを削除してしまおうかと思ったのですが、探してみると、どうも今使っているUSBマウスのドライバと共用の部分があるようで、怖くて削除できません。
次にSCSIを削除してみました。インストールしなおせばIRQが変るかと思ったのですが、やはり再起動して、自動修復してみるとIRQは変りません。マウスとSCSI両方同時に削除してみてもダメ。途方にくれました。
どうやら、PCIスロットに刺さっているボードは、PCI IRQステアリング用ACPI IRQホルダという、PCIスロットそのもののIRQと連動しているため、WINDOWS上でボードだけのIRQを変えることは出来ないようです。
BIOSにPCIのIRQを変更する項目があることをマニュアルで知り、BIOSをいじってみることにしました。BIOSではPCIのIRQは全部自動設定になっているのですが、それに個別の番号を割り当てていき、そしてWINDOWSを立ち上げると・・・・・
あら不思議。意図したPCIのIRQは変更されず、しかしそれまでどうしても動かなかったSCSIボードのIRQが別の番号に変り、正常に機能しはじめました。なぜ直ったか分からないけれど、とにかく直った。
よかったよかったと思っていたら、次の難関。音楽CDが再生できません。録音時間などは表示しているので、内容は読めているようですが、音が出ないのです。CDを再生するソフトはいくつかありますが、どのソフトでも、ただの雑音が出るか、まったく無音か、どちらかです。いろいろ考えたけれど分からない。不思議にも、音の出ないCDからデータをWAVEファイルにしてハードディスクに落とすと、ちゃんと音が出るのです。
このトラブルは数日後あっさりと解決しました。原因はハッキリ分からないのですが、どうも単にボリュームコントロールでCDの音声をミュートしていただけではないかという気がします。しかし、さらに次の難関が待っていました。それは、パソコン内部で録音をするとき、元の音源の音量より大きな音では録音できない、ということです。録音レベルの小さな音源を(MDは音量の上限が小さいので、えてして録音レベルが小さい)パソコンに録音するとき、音量を上げて取り込むということができないのです。
しかしこの難関は、付属していたWAVEファイル編集ソフトに、音量を変更する機能があったことで解決しました。音量が小さなままパソコンに取り込んで、パソコン内部で音量を上げればよいだけのことでした。
が、一番最後、未だ解決しない大きな難関が残っていました。それはサウンド・ブラスターを取り付けて以後、パソコンの立ち上がりが不安定であるということ。
昨年暮からから今年5月まで、5ヶ月連続でフリーズなし(その間「不正な処理をしたので・・・という赤丸バッテンマークも2度か3度しか見ていない)という安定性抜群の優良パソコンだったのに、パソコンを起動してNECのロゴが出てWindousの旗が出て、画面が真っ黒になって、しばしばそこで止まってしまうようになりました。やむを得ずスイッチをぶっちんで電源を落とすと、再起動はセーフモード。セーフモードなんて、職場のパソコンじゃよく見るけれど、自宅のValuestarでは、購入して1年半たって、はじめて見ましたよ。やはり、無効にしてあっても、ヤマハのYMF740とサウンドブラスターが干渉し合うのかなあ。
デバイスマネージャーで使用不可にする項目を間違って、マウスが動かなくなったことも3回。そのたびに電源スイッチを切って強制終了して、青い画面で起こられる。で、一度は使うの止めようかと思ったのですが、付属のWAVE編集ソフトの魅力に負けて(YMF740では動かないソフトなので)使っています。
で、肝心の音質は?
フォルクローレの場合、もともとの音源自体の録音状態があまりよくない(特にエル・パティオでのライブ録音)ので、差があるような、ないような、よく分かりません。
補記:その後いろいろと調べた結果、どうやらこの問題はサウンドブラスターに付属する機能の一つEM16というエミュレーター(古いISA接続のサウンド・ブラスターのボード用のアプリケーションを動かす???ための変換ソフト)が原因らしいことが分かりました。ただ、デバイスマネージャーで無効にはしてあったんですけれどね・・・・・・・
グラフィックスボード増設とCPU交換の巻 2000年12月
私のバリュースターも、購入から2年近く経て、とうてい最新鋭とは呼べない状態に(もともと買った時点で、最新ではあったけど最高性能ではなかったし)なって来ました。かと言って、新しいパソコンを買うのもお金がかかるし、第一このパソコンがもったいない。そこで、とうとうパソコンの全面改装に踏み切ることにしました。(って、今までこれだけ中身をいじり倒しておきながら、まだ「これから全面改装」と思っている自分が怖い)具体的には、表題のとおり、グラフィックスボードとCPUの交換です。これをやれば、外観とデータの中身はもとのままですが、性能的には元のパソコンの面影はまったくなくなります。
しかし、そのための道のりは遠かった。まず、すでにPCIスロットの空きは一つもないという現実がのしかかってきました。現在、パソコンのグラフィックスボードは、AGP接続のものが圧倒的に多数ですが、私のものも含めて、いわゆる省スペースパソコンはグラフィックスチップをマザーボード上に取り付けてあるので、(i810Eのように、グラフィックス機能がチップセットに統合されているものも多い)AGPスロットというものがありません。グラフィックスボードを増設するならPCIを使うしかないのです。が、前述のように、空きスロットは全て埋まっている。そこで・・・・・・・
何かと問題のあったサウンドブラスターライブ!バリューを外してしまいました。代わりにUSB接続の外部サウンドインターフェース、ローランドのUA−30というものを購入。(ほら、やっぱり改造に凝り始めると余計な出費が・・・・・・・・、でも、これはサウンドブラスターより高音質で、ほぼ同じ機能のWAVE編集ソフトが付いているし、将来別のパソコンを購入するときも、そのまま転用できるので、なかなか満足しています)
そしてグラフィックスボードの購入。ここでもう一つの問題。今やグラフィックスボードはAGP接続が全盛で、PCIのものはほとんどない、という現実。とぼしいラインアップの中から私が狙いをつけたのは、現在最新鋭のGeForce2MXというビデオチップを使ったinno GeForce2MX PCIという製品。ところが、これが売っていないのです。何回か秋葉原を歩き回ったものの、どうしても見つけることができず、とうとう諦めて、カノープスという日本のメーカーが出しているSPECTRA light T32 PCIという製品で妥協することにしました。このグラフィックスボードは、1年以上前には最高性能のビデオチップだったRIVA TNT2Proというチップが載っています。まあ、今でも普通に使うなら十分に高性能と呼べる(少なくとも私のパソコンに元から乗っていたATI RAGE IICという極めて旧式のチップより圧倒的に高性能)ものです。
グラフィックスカードの増設では、ここに面白おかしく書くようなトラブルは何も起こりませんでした。買ってきて、パソコンのふたを開けて、PCIスロットに挿してふた閉めて電源入れて、ドライバ入れて認識して、はい、できあがり。多分さきにサウンドボードでリソースの競合に散々苦しみ、全部解決したのがそのまま今回役に立ったのでしょう。
唯一の悲劇は、買ってから半月後、また秋葉原を歩いていたら、あのときは探しても探しても見つからなかったinno GeForce2MX PCIが、それも諦めて妥協して買ったボードより安価に売っているのを発見してしまったこと、でしょうか。でも、このグラフィックスボードも捨てたものじゃあない。何しろマウスのスクロールが早くなりました。それに3Dゲームやると画質が圧倒的に向上したことが分かるのですが、最近ゲームってあまりやらないのでその面で実感することは少ないかな。
それから、どういうわけか画面表示が実際のディスプレーよりちょっと広くなってしまい、つまり画面の両端が数ミリずつ切れてしまうようになりました。スクロールバーがちょっとばかり狭い。実害はありませんが。
さて、引き続き(と言っても3週間後)CPUの交換です。CPU交換と言っても、残念ながらNEC独自仕様のマザーボードを使ったパソコンですから、ただCPUを取り替えるだけでは動きません。結局CPUアクセラレーターというものを利用することにしました。このアクセラレーターはメーカー製パソコンのCPUを取り替える、ほとんど唯一の手段。その代わりただのCPUより少々高いのですが仕方ありません。
私が購入したのは、メルコから出ている、celeron733MHzを使用したCPUアクセラレーター。発売されたばかりの最新鋭品です。わくわくしながら購入、家に帰ってさっそく取り付けにかかりました。まず、キャッシュコントローラーという新しいCPU用のユーティリティーをインストールしてパソコンの電源を落とし、元から付いていたceleron366MHzに別れを告げ(2年近くの間、よく頑張ってくれたものです)、新しいアクセラレーターを取り付けようとした、そのとき。
元のCPUは、ファンの電源をマザーボードのコネクターから取っていました。ところが、新しいCPUのファンの電源コネクターは、やけにでっかいではないですか。しかも二股に分岐している。いやーな予感がしました。マニュアルを読みます。予感は的中です。「CD-ROMなどに接続されている電源ケーブルを取り外してアクセラレーターの入力コネクタに接続してください」と書いてあるではないですか。しかしこのパソコンのCD-ROMはノート用の薄型なので、汎用の電源コネクタはついていないのです。すると、電源を取れる場所は一ヶ所しかありません。ハードディスクです。
がっくり来ました。ハードディスクの電源コネクタがどれほど固いかは、ハードディスク交換の項で書いたとおりです。ハードディスクを取り外さない限りは電源ケーブルを引き抜くことはまずできません。つまり、あのしち面倒くさいハードディスク取り外し作業をもう一度やらないといけない、ということです。ぶーぶー言いながらハードディスクを取り外し、電源コネクタを引っこ抜いてCPUアクセラレーターの電源ケープルに接続して元に戻します。もともと内部にぎっしりと部品の詰まっている省スペースパソコンだけに、太くて長いケーブルが何本も増えてしまったのを中に押し込むのはなかなかたいへん。
しかしここで、私はさらに恐るべき文面をマニュアルの中に発見してしまったのです。それは「OSの再インストールをするときは元のCPUに戻してください」という一文です。おいおい、冗談じゃないよ。再インストールするには、その前と後、2回この面倒な作業をやらなければいけないの??私は、これから先、このパソコンでは二度とOS再インストールなんてやらないぞ!そう心に誓ったのでした。
ちなみに、celeron733MHzに変えて、まずやったのがベンチマークテスト。3D Mark 2000ではなぜかテスト結果が前(もちろんグラフィックスボードは交換した後)とあまり変わらず2割増程度なのですが、HDbenchでは劇的に性能アップしました。で、通常の使用ではどうかというと、まだあまりよく分かりません。ただ、一番期待していたMP3への変換は今までと大差ない速度だったのが少々残念。その代わり、リアルオーディオへの変換は劇的に早くなりました。
しかし、CPUもハードディスクもグラフィックスボードも全て変ってしまい、これでもこのパソコンはバリュースターVC36Hと呼ぶのだろうか・・・・・・・・
メモリー増設の巻 その2 2001年1月
それにしてもメモリーの値段が大暴落しています。その時流に乗って、私もメモリーをさらに増設してしまいました。実は今年(2001年)の1月のことです。128MBのメモリーが5000円という値段に驚いて、ついつい2枚も買ってしまったのです。バルク品で、チップメーカーがM-tecというあまり評判の良くないメーカーのものでしたが、お店が「相性が出たら交換する」とのことで、しかも「メモリーの値段は今が底です」と断言したので、購入してしまいました。メモリースロットは2つしかありませんので、今までついていた2枚の64MBのメモリーを取り外し、新しい128MBのメモリー2枚を取り付けました。ただ、それだけ。相性もトラブルもなし。おもしろくも何ともない話でごめんなさい。NECのオリジナルマザーボードは、どうやら相性問題には強いようです。
が、オチはその後にあり。店員の「メモリーの値段は今が底です」という保証にも関わらず、値崩れはその後も続き、2001年10月現在は128MBのメモリーは1000円台半ば、256MBでも2000円前後という値段にまで暴落しています。ああ、あのときには「とても安い」と思ったのに、今となってはとても高かった・・・・・・。
ハードディスク交換の巻 その2 2001年7月
実は、「二度とやらない」と誓ったはずのOS再インストールをやってしまいました。ちょっとした不注意によって、WINDOWSが起動できなくなってしまったからです。実にばかばかしい話ですが、ハードディスクを交換したときに分けたCドライブDドライブのパーテーションの切り方があまり合理的ではなく、かといって再インストールしてFDISKでパーテーションを切り直すのも面倒で、ついつい安易な道に走り(笑)、パーテーション編集ソフトなどというものを買ってしまったのです。
これがいけなかった。
確かにパーテーションを自在に切り分けることが出来て便利でした。けれども、このソフトは本来はFDISKでは一つしか作ることの出来ない基本パーテーションを複数作り、1台のパソコンに複数のOSをインストールできることが最大の売りのアプリケーションでした。そのため、インストールしたとたんに、起動時にOSを選択する画面が登場するようになったのです。選択すると言ったって、しょせんWINDOWS98だけしかOSは入っていません。それなのに、いちいちOSはどれにするか聞いてくる。私は、たいていパソコンの電源を入れたらそのまま立ち上がるまで放置しておくのに、わざわざパソコンの前に座ってリターンキーを押さなければならない、面倒くさいことおびただしい。当面、他のOSを導入する予定はないので、ひとたびパーテーションを切り直してしまえば、もうこんなアプリケーションは用済みですから、えいやっとばかりにアンインストールしました。
すると・・・・・・・・・・
OSが道連れに死にました。
焦りました。NECのロゴとBIOSまではたどり着くのですが、WINDOWSは起動しません。どうやっても起動しません。あきらめて再インストールすることにしました。あーあ、と思いながら、引き出しの中から、古いスロット1のCeleron366MHzを取り出して、パソコンの中をひっくり返してCPUを交換して、電源を入れました。すると・・・・・・・・・・・
起動しません。スリーブボタンが点灯するだけで、パソコンが動きません。NECのロゴもBIOSも何も出てこない。
途方に暮れました。そこで私は何をしたか。新しいハードディスクを買ってきてしまったのです。今度はウエスタン・デジタル製の7200回転60GBという巨大容量のハードディスクです。冷静に考えれば、このとき、打つべき手だては他にもあったのですが、自分の頭の中では、ここのパソコンはもうダメだ、あきらめて新しいパソコンを作ろう→先行投資でハードディスクを買ってこよう、というような流れでした。でも、一応ダメ元で新しいハードディスクに交換してみて再インストールを試みてみました。
Celeron366MHzでは依然として起動しません。メルコのCPUアクセラレーターのマニュアルには、「OSの再インストールをするときは元のCPUに戻してください」と書いてありますから、これはもう絶望です。が、一応念のためCeleron733MHzのアクセラレーターに取り替えたままで再インストールを試みてみました。すると、再インストールできるではないですか!いったい何がどうしたのかよく分かりませんが、メルコのマニュアルの指示は間違っていた、ということになるようです。一つだけ思い当たるのは、起動ディスク(FDD)をNECのVC36H専用のものではなく、汎用のOEM版WINDOWS98用(しかも、WINDOWS98-SE)のものを使用したことです。どうも、諸情報を総合すると、この起動ディスクによるチェックの段階で、CPUを取り替えてあると、機器の構成が異なっているということではねられてしまうらしいのです。それが、OEM版の汎用の起動ディスクを使うことで回避できたのかもしれません。もっとも、VC-36H専用の起動ディスクで再インストールし直しの実験をしてみるつもりなどありませんので、確認することはできないのですが。
再インストールの後、新しいハードディスクをマスターに、起動しなくなったハードディスクをスレーブにつないでデータを転送し、(省スペースパソコンなので、もちろんハードディスク2台なんて内蔵できません。ふたを外して片方のハードディスクを外に出して作業するのです)無事復活させることが出来ました。しかし、古い方のハードディスク、スレーブにつないでデータの取り出しが問題なく出来たくらいですから、別に物理的にクラッシュしていたわけではありません。だから、別に新しいハードディスクに交換しなくても、同じやり方をすれば大丈夫だったのではないか、という気もするのですが・・・・・・・、まあそういうことは考えないことにしています。なお、読み書きの速度についてはATA33規格の限界から新旧ハードディスクとも大差ないのですが、音が静かになりました。
なお、相前後して職場に置いてあるノートパソコン(高木産業PNV C400V)のハードディスクも4.3GBから20GBに交換しました。こちらは、ノート用2.5インチのものでしたが、交換して一言。曲がりなりにもデスクトップであるVC36H/6よりも、ハードディスク交換のなんと簡単なことか。
メモリー増設の巻 その3 2001年10月
とうとう、256MBのメモリーが1枚2000円あまりというご時世になってしまいました。こうなると、万が一自爆して果てたとしても、大して懐も痛みません。さっそく、256MBを二枚買い込んでしまいました。Windows98で使えるメモリー量は事実上512MBまでなので、これで上限に達したと言えます。さて、まず、256MBを2枚挿したところ、起動しません。BIOSまでは行くのですが、その先Windowsが起動しないのです。そこ度、256MBを1枚だけにすると、起動します。256MB+元からの128MBの3847MBでも起動します。そうか、384MBが上限か・・・・・と、思っていたところ、ある掲示板で教えていただき、私の使っているメルコのCPUアクセラレータのキャッシュコントローラーというユーティリティーソフトのバージョンアップ版を入れたところ、無事立ち上がりました。今のところ、問題なく動いています。512MB・・・・・・・購入時の8倍、マニュアル上に載っている「最大搭載容量」の倍の容量です。信じられん。100MBの画像をスクロールしても、ハードディスクのスワップファイルが生じず、すいすいと画面がスクロールできる、というのは結構感動ものです。
さらばVC36H 2005年3月
その後2002年に自作機を作ったため、このパソコンは同居人の専用機として余生を過ごしておりましたが、最近はディスプレイのUSBハブはすべて死亡、CPUが接触不良で時々起動不能(その度にふたを開けてCPUをスロットにごりごりと押しつけると起動する)、CD-ROMドライブが挙動不審で頻繁にふたが開く、そして約4年間にわたって再インストールせずに使い続けてきたためOSも挙動不審(これだけは、再インストールすれば解決したかもしれないけれど)と満身創痍の状態となり、ついに2005年3月、2台目の自作機を作るとともに初代自作機を同居人の専用機に払い下げ、そして、このVC36は6年間の役目を終えたのでした。長らくありがとう、VC36H!!!